グランデアモーレ(ヒカルアモーレの10) 第11戦


キャロットクラブ出資愛馬第17号は、憧れの松田博資厩舎。

馬体は私の思う走る馬とは遠いが、1月と早い生まれで父も仕上がり早のネオユニヴァース、早期からデビューしてクラシックに乗って欲しいと願って購入。


初戦は追い切り本数は足りず、叩いて次走程度の状態だったが、断然人気馬アドマイヤドバイ(現4勝馬)を完封して圧勝!!

2戦目の札幌2歳S GVはハイレベルなメンバーの中、時計を2.5秒も詰め6着に食い込んだ。

しかし、出走予定のエリカ賞当日の朝に右寛跛行で出走取り消し。原因はフレグモーネ。そこからなかなか症状が改善されず、右飛節の切開手術を行う。更にそこから約8か月もの休養期間を要し、約1年2か月ぶりに復帰してからは行きたがってかかってしまい500万クラスで大敗続き。非常に難しい面を見せるようになった。

かかってしまうので距離を縮めて馬任せで引っ張らずに(ブレーキをかけずに)気分良く走らせる作戦に。そしてダートへ路線変更。この作戦が奏功し、初ダートにもかかわらず強い内容で優勝!!2勝目を挙げた。

相変わらず体質は弱く時間を要し、入厩するとテンションが上がりと難しく、1000万では連続大敗。陣営は馬の負担にならずにリラックスして走れる北海道での滞在競馬を選択。元々北海道での新馬戦を圧勝したグランデアモーレ。500万クラスに降級したこともあり、後ろとはハナハナ差の接戦ながら制し芝のレースで3勝目を挙げた。

そして得意の北海道開催が終わり主場に戻った前走は走るか走らないか半信半疑だったが、川田将雅騎手の素晴らしい手綱裁きに導かれて優勝!!4勝目を挙げた。主場の野芝で、しかも牡馬との一般定量戦での圧勝は更なる活躍を予感させる。


前走後、特に異常はないものの、リフレッシュの為に9月24日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました。

1月29日に栗東トレセンに帰厩しました。特に異常はなかったのに、随分と長い放牧になったものだ。そもそもこの馬はまだたった10戦しかしておらず、もっと優先的に使って欲しい。

さあ、ここから連勝を伸ばしてヴィクトリアマイルを目指すぞ(笑)。


2月21日 東京10R 初音ステークス 1600万下 牝馬限定 混合 定量に戸崎圭太騎手で出走!!

フルゲート16頭のところに第1回特別登録数は25頭。水曜日の想定段階では21頭。信頼できるクラブ公式HPでも”除外の可能性有B”のジャッジ。さて抽選を突破し無事出走できるのか心配されたが、4頭が除外される抽選を突破し見事確定!!とにかく嬉しい。出走数は16頭。有力馬の1頭ウインプリメーラが出馬確定後、左頸部挫創の為出走を取り消し15頭に。

左回りはどうかと思うが、昨年全国騎手リーディングトップの戸崎圭太騎手確保で激アツ。一気に連勝といかないものか。


15着/12番人気。

こんなに短い距離でも何度も掛かってしまいまともに走れず。調教もまともに追えない傾向があり、気性がきつくなっている。この状態が続けば、陣営は危険防止のために引退を選ぶだろうし、良い騎手も怪我を怖がって乗ってくれない。

着ほど負けていないが、とにかく悪いところをさらけ出してしまった。これは簡単ではないぞ。

レース回顧と時計の分析、レース後の戸崎圭太騎手のコメントを掲載。

ルクソール様撮影現地写真多数掲載。

(2015年2月23日完結、27日追記)

2014年9月25日立ち上げ

●前走後、9月24日にノーザンファームしがらきへ放牧に出ました

 北海道では安定した走りを見せるも主場の野芝では良績がなかった我らが愛馬グランデアモーレですが、前走はその主場で1000万特別を圧勝!!牡馬との一般戦で、しかもハンデ戦でもありません。そしてフルゲートの18頭でした。そんな中を他馬をねじ伏せるように素晴らしい走りで優勝!!4勝目を挙げてくれました。

 前走後、2戦しましたし、その間北海道からの長距離輸送もありましたから、9月24日に休養のためノーザンファームしがらきへ放牧に出されました。


 以下は9月24日に発表されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。

24日にNFしがらきへ放牧に出ました。「先週の競馬はきっちりと勝ってくれてほっとしましたね。札幌のレースでもスムーズさを欠いた場面があったし、まともならこのぐらいやれていいはず。馬体は減っていましたが、背中の肉は落ちていなかったので気になりませんでしたし、なかなかいい内容でした。レース後も特に疲れた様子はありませんが、ここで一度放牧に出してあげようと思います」(松田博師)

 ということで、レース後異常もなくリフレッシュ休養です。

これ以降は2015年1月30日に作成

●1月29日に栗東トレセンに帰厩しました

 1月29日に臨時更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告によりますと、昨年9月24日から休養の為ノーザンファームしがらきへ放牧に出されていたグランデアモーレは1月29日に栗東トレセンに帰厩したということです。

 いやぁ〜、特に馬体に異常がない割りに長い放牧でしたね。まだ10戦しか走れていない馬ですから、もう少し優先的に馬房に入れてくれないと。

 あと2連勝すればヴィクトリアマイルに出られそうですが、まずは準オープンでどのような走りを見せてくれるかですね。前走は牡馬相手にハンデ戦でなく強い勝ち方でしたし、案外次もそこそこ行けると思っているのですが。まずは中期の休養明けがどうでるかですね。

 3月14日の阪神10R うずしおステークス 1600万下 芝1400m 牝馬限定 混合 定量辺りが1つの目標になると思われますが、その為にまずは除外権を獲るところからでしょうね。

これ以降は2015年2月16日に作成

●気になる特別登録表(2月21日 東京10R 初音特別)

特別登録表 2月21日 東京10R 初音ステークス 1600万下 芝1600m 牝馬限定 混合 定量

第1回登録完了馬 全25頭 フルゲート 16頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アラフネ 伊藤工真 55.0  2/01 節分16下 東京芝1600 10 15 15
アルマディヴァン 藤岡佑介 55.0  1/18 知立10下 中京芝1400
ウインプリメーラ 柴田大知 55.0  1/25 石清16下 京都芝1600
ウエスタンメルシー 後藤浩輝 55.0 12/06 1000万下 中山芝1600 11 10 16 11
ウキヨノカゼ 横山典弘 55.0 12/21 元町16下 阪神芝1600 13 10 10
エアジェルブロワ ベリー 55.0 11/29 ファ16下 東京芝1400
クラウンロゼ 柴田善臣 55.0  1/18 初富16下 中山芝1800 11 16
グランデアモーレ 戸崎圭太 55.0  9/20 瀬戸10下 阪神芝1400 14
ケイティバローズ 内田博幸 55.0 12/20 愛知GV 中京芝2000 17 16 11
コーディリア 石川裕紀人 55.0 12/20 愛知GV 中京芝2000 14
サクラプレジール 吉田豊 55.0  1/05 サン16下 中山芝1200 16 10 12 16
サンマルホウセキ 田中勝春 55.0 12/21 1000万 中山芝1600
シャトーブランシュ 田辺裕信 55.0 12/20 愛知GV 中京芝2000
ショウナンバーキン 55.0 11/15 ユー16下 東京芝1600 14 15
チェリーヒロイン 石橋脩 55.0 10/18 白秋16下 東京芝1400
トーセンソレイユ シュタルケ 55.0  1/25 石清16下 京都芝1600
パシャドーラ 北村宏司 55.0 12/20 白井10下 中山芝2000
ブリッジクライム 55.0  1/12 迎春16下 中山芝2500 11
プリンセスジャック 55.0  1/25 石清16下 京都芝1600 16 14 11
フレイムコード 松岡正海 55.0  1/25 石清16下 京都芝1600 12 11
プロクリス 三浦皇成 55.0  2/01 節分16下 東京芝1600 16
ベリーフィールズ 柴山雄一 55.0  2/01 節分16下 東京芝1600 14 14
マイネオーラム 55.0 12/20 愛知GV 中京芝2000 12
リメインサイレント 55.0 12/20 愛知GV 中京芝2000 11
レッドセシリア 蛯名正義 55.0  1/18 初富16下 中山芝1800

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在25頭が第1回特別登録されています。うーーーん、抽選ですねぇ。少しでも水曜日の想定段階で減って欲しいですが。

これ以降は2015年2月19日に作成

●追い切り情報(2月19日更新)

前走前 9月17日 栗東CW 良馬場 追って一杯

助手
4F 66.7
3F 50.8
2F 36.5
1F 13.3[5]



1月31日 栗東CW 不良馬場 馬なり余力

助手
6F 76.8
5F 63.3
4F 52.1
3F 40.7
1F 13.1[2]


2月1日 栗東坂路 不良馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 61.4
3F 44.6
2F 29.9
1F 15.4


2月5日 栗東坂路 重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 64.4
3F 44.0
2F 26.5
1F 13.4


2月7日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
2回
助手
4F 65.5
3F 47.5
2F 30.5
1F 14.6


2月10日 栗東坂路 稍重馬場 馬なり余力
1回
助手
4F 63.5
3F 47.0
2F 30.1
1F 14.8


2月14日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
6F 87.5
5F 71.5
4F 56.2
3F 41.4
1F 13.6[8]


2月18日 栗東CW 稍重馬場 一杯追いバテ

助手
7F 93.7
6F 77.9
5F 65.1
4F 53.2
3F 41.3
1F 14.7[6]
 1月31日、CWで追い切られましたが、これまではベストがCW6F84.3秒でしたから今回の6F76.8秒は破格の時計と言えます。ただし、途中のラップの方が終いのラップよりも速く、暴走気味だったことは否めませんし、手放しで喜べる数字ではありません。また、これまでのベストの時計は馬場の8分どころを通ってのものですが、今回は2分どころと随分と内を通っています。それでも強い内容だった前走辺りから、グランデアモーレの本格化を感じさせますし、この感じですと、準オープンでも勝負になると思うのですが。そもそも強いメンバーだった札幌2歳Sの6着馬ですからねぇ。
 これ以降は2月4日に追記
 以下は2月4日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。
「東京に、牝馬限定の芝1600mという番組があるので、まずはそこを目標に乗り出しています。久々ということもあるのでしょうが、ちょっとテンションが高いというか、コースで行きたがってしまって、いきなり速い時計が出てしまったんです。今朝は、まず1周抑えて乗るようにと指示したのですが、やはりかなり気負ってしまっているようだったので、2周目は取りやめました。明日から、普通キャンターはCWではなく坂路に入れるようにして、リラックスして走れるように工夫していきます。まあ、久々というところが大きいのでしょうから、こちらの調教に慣らしつつ仕上げていきます」(松田博師)21日の東京競馬(初音S・牝馬限定・芝1600m)に戸崎騎手で出走を予定しています。
 やはり31日の時計は暴走だったようです。次走の予定が発表になりました。2月21日 東京10R 初音ステークス 1600万下 牝馬限定 混合 定量に戸崎圭太騎手で出走予定ということです。左回りはどうかと思いますが、昨年全国騎手リーディングトップの戸崎圭太騎手確保で激アツですね。一気に連勝といかないものでしょうか。

 2月1日、坂路で終い3ハロン15−15で追い切られました。これも最後の1ハロンが他のラップよりも時計を要していて、松田博資先生流とは真逆です。

 2月5日、終い2ハロン14秒程度で追い切られました。ようやく松田博資流の全体ゆったり終いを伸ばす意図の調教ができました。本日追い切られたクラージュシチー同様、能力はあるものの気性的に難しい馬ですねぇ。この調子で良い状態でレースを迎えたいですね。

 2月7日、CWだと暴走してしまうので坂路で調整されています。15−15程度ですが坂路だとそれなりにちゃんと追い切られているようで安心ですね。さてきちんとゲートインできるのでしょうか。除外が心配です。良い騎手を確保している辺り、出走できる勝算があるのでしょうね。

 2月10日、今回も終い2ハロンをハロン15秒でという追い切りでした。
 以下は2月11日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。
「先週水曜にCWで行きたがっていた後は坂路をベースに乗っていますが、やはりかなり気負いが目立つので、乗るスタッフを変えて坂路でじっくりと動かすようにしています。今朝は、17−17ぐらいのペースで坂路を2本乗りました。だいぶ常識にかかってきましたし、週末には一度CWコースに入れたいと思っています。元々行きたがるところはあるタイプですが、馬房ではおとなしくて扱いやすい馬だし、どこかでうまくガス抜きができればここまで引っかかるということはないはず。15−15に近いところは出しつつ乗り込んでいるので、週末ある程度やって来週の追い切りにつなげていきたいですね」(松田博師)21日の東京競馬(初音S・牝馬限定・芝1600m)に戸崎騎手で出走を予定しています。
 ということで、調教助手さんを替えて、調教をやっていただいているようです。その効果もあって良い感じで進められているようです。あと1週ですし上手く本番につないで欲しいですね。

 2月14日、CWで追い切られました。終いはハロン14秒程度で上手く終いほど伸ばすように調教されています。助手さんを替えてCWでも形になってきたようですね。それにしても能力はあるものの難しい馬です。ベテランの松田博資先生のところでなければここまでの結果は出せていなかったでしょうね。特に騎手の確保とか・・・。

 2月18日、終いで脚が上がっており、追い切りとしては評価できたものではありませんが、6Fの時計ですと水木の1番時計です。正直、関東までの遠征がありますので”やり過ぎ”になってしまった懸念がありますが、能力がなければ出したくても出せない時計ですし、終いでバテてしまったこともこの時計なら理解できます。ちなみに5Fですと水木の10番時計です。
 私ほっさんの追い切り評価は「B+」です。テンにゆっくり終いを伸ばす松田博資流とは随分真逆の状態ですが、追い切り本数はしっかりとありますし、全体の時計が優秀ですから、低すぎる評価を出す必要はないでしょう。
 競馬ブックでは”テンから飛ばす”、デイリー馬三郎では”意欲十分B”でした。
 以下は2月18日に更新されましたクラブ公式HPグランデアモーレの近況報告です。
「先週末は土曜日にCWコースで馬なり程度の時計を出しましたが、コースに入れてもうまく折り合いがついていい走りができました。今朝も、まずCWコースを1周してみて、あまり行きたがるようならば2周目には行かず、坂路で時計を出すように指示していたのですが、1周目をゆっくりと走らせることができていたので、そのまま2周目に強めをやりました。ビッシリやったというよりも、ジワッと全体的に強い負荷をかけたという感じ。なかなかうまく調整できていなかったのですが、先週あたりからうまく抜けてきた感じですし、1回使えばまた変わってくるんじゃないかと思っているんです。馬体は大きいけれど、腹回りなどは太く見せないし、かなりパワーはついていますね」(松田博師)21日の東京競馬(初音S・牝馬限定・芝1600m)に戸崎騎手で出走を予定しています。
 これでも”うまく抜けてきた感じ”と言うことで、大ベテランの先生の言葉を信じるしかないですよね。体もまだ太目のようですね。”1度使われてから”というようなコメントですが、昇級初戦でも上位に来て欲しいですね。前走が牡馬相手の定量戦で強い内容でしたので期待しています。

●気になる出馬想定表(2月21日 東京10R 初音ステークス 1600万下)

出馬想定表 2月21日 東京10R 初音ステークス 1600万下 芝1600m 牝馬限定 混合 定量
フルゲート16頭 想定数21頭 
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アラフネ 伊藤工真 55.0  2/01 節分16下 東京芝1600 10 15 15
アルマディヴァン 藤岡佑介 55.0  1/18 知立10下 中京芝1400
ウインプリメーラ 柴田大知 55.0  1/25 石清16下 京都芝1600
ウエスタンメルシー 後藤浩輝 55.0 12/06 1000万下 中山芝1600 11 10 16 11
ウキヨノカゼ 横山典弘 55.0 12/21 元町16下 阪神芝1600 13 10 10
エアジェルブロワ ベリー 55.0 11/29 ファ16下 東京芝1400
クラウンロゼ 柴田善臣 55.0  1/18 初富16下 中山芝1800 11 16
グランデアモーレ 戸崎圭太 55.0  9/20 瀬戸10下 阪神芝1400 14
ケイティバローズ 内田博幸 55.0 12/20 愛知GV 中京芝2000 17 16 11
コーディリア 石川裕紀人 55.0 12/20 愛知GV 中京芝2000 14
サクラプレジール 吉田豊 55.0  1/05 サン16下 中山芝1200 16 10 12 16
サンマルホウセキ 田中勝春 55.0 12/21 1000万 中山芝1600
シャトーブランシュ 田辺裕信 55.0 12/20 愛知GV 中京芝2000
ショウナンバーキン 55.0 11/15 ユー16下 東京芝1600 14 15
チェリーヒロイン 石橋脩 55.0 10/18 白秋16下 東京芝1400
トーセンソレイユ シュタルケ 55.0  1/25 石清16下 京都芝1600
パシャドーラ 北村宏司 55.0 12/20 白井10下 中山芝2000
フレイムコード 松岡正海 55.0  1/25 石清16下 京都芝1600 12 11
プロクリス 三浦皇成 55.0  2/01 節分16下 東京芝1600 16
ベリーフィールズ 柴山雄一 55.0  2/01 節分16下 東京芝1600 14 14
レッドセシリア 蛯名正義 55.0  1/18 初富16下 中山芝1800

表中 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在21頭出馬想定されています。特別登録段階から4頭の名前が消えましたが、それでも除外馬が出てしまう状況です。せっかく良い騎手を確保できましたし、グランデアモーレは確定して欲しいですね。

●出馬確定表

出馬確定表 2月21日 東京10R 初音ステークス 1600万下 芝1600m 牝馬限定 混合 定量 出走数16頭
馬名 騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
アラフネ 伊藤工真 55.0  2/01 節分16下 東京芝1600 10 15 15
アルマディヴァン 藤岡佑介 55.0  1/18 知立10下 中京芝1400
ウインプリメーラ 柴田大知 55.0  1/25 石清16下 京都芝1600
ウエスタンメルシー 後藤浩輝 55.0 12/06 1000万下 中山芝1600 11 10 16 11
ウキヨノカゼ 横山典弘 55.0 12/21 元町16下 阪神芝1600 13 10 10
エアジェルブロワ ベリー 55.0 11/29 ファ16下 東京芝1400
クラウンロゼ 柴田善臣 55.0  1/18 初富16下 中山芝1800 11 16
グランデアモーレ 戸崎圭太 55.0  9/20 瀬戸10下 阪神芝1400 14
ケイティバローズ 内田博幸 55.0 12/20 愛知GV 中京芝2000 17 16 11
コーディリア 石川裕紀人 55.0 12/20 愛知GV 中京芝2000 14
サクラプレジール 吉田豊 55.0  1/05 サン16下 中山芝1200 16 10 12 16
サンマルホウセキ 田中勝春 55.0 12/21 1000万 中山芝1600
シャトーブランシュ 田辺裕信 55.0 12/20 愛知GV 中京芝2000
チェリーヒロイン 石橋脩 55.0 10/18 白秋16下 東京芝1400
トーセンソレイユ シュタルケ 55.0  1/25 石清16下 京都芝1600
パシャドーラ 北村宏司 55.0 12/20 白井10下 中山芝2000
フレイムコード 松岡正海 55.0  1/25 石清16下 京都芝1600 12 11
プロクリス 三浦皇成 55.0  2/01 節分16下 東京芝1600 16
ベリーフィールズ 柴山雄一 55.0  2/01 節分16下 東京芝1600 14 14
レッドセシリア 蛯名正義 55.0  1/18 初富16下 中山芝1800

表中 騎手の太字は乗り替わり 灰色の4頭は非当選除外

グランデアモーレは見事に抽選を突破!!嬉しいですね。確定までJRA−HPやJRA−VAN、それにクラブ公式HPで”確定”の中に入っていないか何度もクリックして見ていました。結局、クラブ公式HPの”出走予定”のところの更新が他のどこよりも早かったですね。さすがキャロットクラブですね。こういうところも非常に有り難いです。良いクラブだと思います。

しかも、案外強そうな馬たちが除外されました。一番除外されて欲しかったトーセンソレイユは残りましたが・・・(^_^;)。

●東京芝1600mコース解説

 スタート地点は向正面奥。バックストレッチは緩やかな下り坂になっており、あまりペースは緩まず、縦長の馬群で平均ペース以上になりやすい。3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。
 最後の直線が長いので、3〜4コーナーでは馬群が凝縮せずに、追い出しにかかるのは直線に入ってからになる。逆に言えば、直線に入った直後はインコースで馬群が密集しやすい。ここを上手に捌けるかがポイント。
 マイル戦としては、日本一タフなコースで、逃げ切るのはかなり難しい。上のクラスになればなるほど差しが決まる。かといって、追い込み一辺倒でも厳しく、ある程度先行力と末脚の持続力が必要。
 マイル以上の距離適性が求められ、中距離もこなせるスタミナを持つ馬の方が心強い。
 枠順は差し・追い込み馬はできれば外枠、逃げ・先行馬は内枠が欲しいが、全体的にはそれほど有利・不利はない。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行〜差し
ポイント マイル以上の距離適性、末脚の持続力
種牡馬ベスト サンデーサイレンスが断トツ、トニービン、フジキセキ
連対騎手ベスト 武豊、横山典弘、蛯名正義、ペリエ、後藤浩輝
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分37秒3 1分37秒7 1分38秒0 1分40秒1
2歳未勝利 1分36秒6 1分36秒9 1分37秒6 1分39秒6
2歳500万 1分36秒1 1分36秒9 1分39秒7
2歳オープン 1分36秒0
3歳新馬 1分37秒7 1分37秒9 1分40秒2
3歳未勝利 1分35秒8 1分36秒4 1分36秒8 1分37秒2
3歳500万 1分35秒1 1分35秒2 1分36秒8 1分37秒2
古馬500万 1分35秒1 1分35秒6 1分36秒1 1分37秒9
古馬1000万 1分34秒6 1分34秒8 1分36秒0 1分39秒1
古馬1600万 1分34秒1 1分34秒1 1分35秒6 1分37秒2
古馬オープン 1分33秒8 1分33秒6 1分37秒6 1分37秒6

●騎手は戸崎圭太騎手 ほっさん評価 2014年「B+」 → 2015年「A−」

 今回のグランデアモーレの鞍上は昨年ついに中央でも騎手リーディングトップに輝いた戸崎圭太騎手です。年齢的にも経験的にも今が一番充実期と思える彼に地元東京で騎乗していただけるのは本当に心強いですね。

 昨年は愛馬クラージュシチーの東京スポーツ杯2歳ステークスに騎乗していただきましたが、2番人気5着でした。しかし、頭を上げて最後はまともに走らず、よく5着に残してくれたというものでした。今最高の時を迎えている戸崎圭太騎手に、グランデアモーレを勝ち負けへと導いて貰いたいですね。それにしても松田博資先生はいつも良い騎手を確保してくださいます。


 戸崎圭太騎手と言えば、私は下記の写真のかしわ記念のフリオーソが印象的ですが、本当に巧いですし人としても大好きです。グランデアモーレの主戦になってくれませんかねぇ(笑)。


 2015年2月19日終了現在、JRA通算353勝、GTは2014年の有馬記念(ジェンティルドンナ)、2011年安田記念(リアルインパクト)、阪神JF(レッドリヴェール)の3勝。重賞18勝。勝率12.0パーセント、連対率21.9パーセントと地方所属時代のどうしようもない地方馬への騎乗もありやや数字は低いが、2013年3月に晴れてJRAの所属騎手となってからは成績は急上昇。昨年(2014年)は146勝、勝率15.0パーセント、連対率24.9パーセントでついに全国騎手リーディングトップの座を射止めた。本年(2015年)はここまで15勝、勝率13.6パーセント、連対率26.4パーセントと現在全国騎手リーディングの5位。



 戸崎 圭太(とさき けいた)は1980年7月8日生まれ34歳、日本中央競馬会(JRA)の美浦トレーニングセンターに所属している中央所属としては3年目の元地方競馬所属騎手である。騎手免許は平地競走のみ。田島俊明厩舎所属。

 趣味はスポーツをすることで、好きなスポーツはゴルフ。勝負服は青地に胴赤散らし。青は大井の先輩である内田博幸の勝負服が、胴赤星散らしは同様に的場文男の勝負服の星(★)が由来となっている。壬生中学時代は野球部に所属していた。今でも野球が特技である。

 騎手志望当時、戸崎は中央競馬の存在を知らず、栃木県那須塩原市にあった地方競馬教養センターを受験。1998年、地方競馬教養センター騎手課程を卒業し騎手免許を取得する。大井競馬場・香取和孝厩舎に所属して同年4月12日の大井競馬第3競走C3八組九組をミヤサンヤシマで勝利し、初騎乗初勝利を挙げる。

 2005年6月26日に福島競馬場で行われた3歳未勝利戦で、13番人気だったスプリングラゴスに騎乗し中央競馬初騎乗、10着となる。同年9月14日大井競馬第10競走トゥインクルレディー賞を8番人気のコウエイソフィアで勝利し、重賞初制覇。初めて中央競馬 (JRA) の新規騎手免許試験に挑み、一次試験で不合格となる。

 2007年、初のJRA重賞となったマーチステークスでは、11番人気だったシーチャリオットに騎乗し14着。7月8日、阪神競馬場で行われた3歳以上500万円以下のレースをヤマカツティガーで制し中央初勝利を挙げる。12月13日に地方通算600勝を達成した。

 2007年には全国リーディング3位の活躍を見せた。これは南関東内では内田博幸に次ぐリーディング2位であり、的場文男を上回る勝ち鞍を挙げる活躍ぶりであった。

 2008年、内田博幸が中央へ移籍すると船橋の有力厩舎である川島正行厩舎の主戦をつとめる。東京ダービーでは2007年のアンパサンドに続き、ドリームスカイ(10番人気)で勝利。東京ダービーを連覇した。6月25日の中央との交流重賞帝王賞(JpnT)をフリオーソで制覇。9月17日大井競馬第6競走において落馬、全治1ヶ月の鎖骨骨折を負い、同日第11競走トゥインクルレディー賞でトーセンジョウオーに騎乗できなかった。このようなアクシデントはあったが、ネフェルメモリーを12月31日の東京2歳優駿牝馬で勝利に導き、この年は306勝を挙げて初の全国リーディングを獲得した。

 2009年は船橋記念をスパロービートで勝利し、3月11日のダイオライト記念および3月20日の桜花賞をいずれも2年連続で制覇。続いて京浜盃で重賞4連勝および自身のデビューからの通算勝利数を1000勝を飾った。他にも東京プリンセス賞・羽田盃・浦和記念で優勝し、前年を上回る387勝を挙げ、2年連続で全国リーディングを獲得した。また、中央競馬では前年まで通算5勝の成績から一転して年間20勝を挙げ、安田記念ではコンゴウリキシオーに、天皇賞・秋ではエイシンデピュティに騎乗し中央競馬のGTにも参戦を果たした。クイーンカップでは大井所属のエイブルインレースで、勝ち馬のディアジーナから0.1秒差の3着に食い込む活躍をした。中央では21勝。

 2010年は中央への参戦も積極的に行っている。中央競馬の日本ダービーでトゥザグローリーに騎乗。大井競馬場で行われた東京ダービーではマカニビスティーに騎乗し、圧勝。東京ダービー最多タイの3勝となった。6月30日に行われた帝王賞(JpnT)では、フリオーソに騎乗。中央競馬の有力馬のカネヒキリ・ヴァーミリアン・サクセスブロッケンなどが参戦するなか、先頭を進むサクセスブロッケンの2番手につけ、直線で一気に先頭に躍り出るとそのまま1着でゴールイン。2着は中央競馬のカネヒキリだった。今まで勝ったことのなかったヴァーミリアンにも勝つことができ、表彰式では涙を拭う場面も見られた。交流GTは通算2勝目。7月14日に行われたジャパンダートダービー(JpnT)ではマグニフィカに騎乗。始終先頭をキープ。直線でも一度も前を譲らず、そのままゴールイン。帝王賞に続いて川島正行調教師とのタッグでGTを獲得した。GT通算3勝目。11月3日に船橋競馬場で行われたJBCクラシックは地方最強馬のフリオーソとタッグを組むも武豊騎乗のスマートファルコンに逃げられ2着。11月14日の東京競馬場第11競走第15回東京中日スポーツ杯武蔵野ステークスでは6番人気のグロリアスノアで優勝し、中央競馬重賞を初制覇した。この年は勝利数が伸びず地方競馬単独の勝利数は294勝した山口勲に続く288勝だったが、中央競馬の勝利数も含める規定により前年に続き最優秀勝利回数騎手賞を獲得することとなった。中央では22勝。

 2011年も中央競馬へ参戦。6月5日の安田記念では、南関東の先輩で負傷休養中の内田博幸のお手馬でもあるリアルインパクトに騎乗し、中央競馬GT競走での初優勝を飾った。安田記念の勝利を契機として2度目の新規騎手免許試験に挑んだが、またも一次試験で不合格となった。

 2012年3月14日、船橋競馬場で行われたベストビット特別を1番人気のグレコで優勝し、地方通算2000勝を達成した。7月13日、大井競馬で行われた第6競走において落馬負傷したが、2週間後の7月29日に無事復帰した。

 2012年9月、3度目の新規騎手免許試験に挑むため、願書を提出し、10月、一次試験に合格、1月に受験した二次試験にも合格し2013年3月1日付でJRAの騎手となった。 なお、中央競馬移籍後は美浦の田島俊明厩舎に所属している。

 2013年6月16日、東京競馬場で行われたユニコーンステークスを3番人気のベストウォーリアで勝利し、JRA移籍後初の重賞勝利を決める。

 2014年12月28日、第59回有馬記念をジェンティルドンナで勝利し、八大競走初制覇を果たすとともに、年間146勝(中央のみ)でこの年のリーディングジョッキーとなった。


 「ハミを掛けながらでも抑え込む技術があり、自在に馬を操っている。2011年の安田記念では、緩さの残る3歳馬リアルインパクトをテンに出して流れに乗せ、早めに抜け出して粘り込ませた。距離は幅が広く、戦法も多彩だ。」(佐藤祐樹元地方競馬騎手・2011年上半期まで評)
 ほっさん愛馬での成績 (3戦0勝)
 
 2013年 6月18日 スピカシチー  JRA指定交流 ファンシーサドル特別        船橋ダ1800m 4着/4番人気
 2014年 4月13日 ジェットブラック 3歳未勝利                       阪神ダ1800m 6着/5番人気
 2014年11月24日 クラージュシチー 第19回 東京スポーツ杯 2歳ステークス GV 東京芝1800m 5着2番人気


2011年5月5日 フリオーソでかしわ記念を制する戸崎圭太騎手。


2013年5月19日 テレ玉杯でミエノゴーゴーに騎乗する戸崎圭太騎手。(4番人気7着同着)

これ以降は2015年2月20日に作成

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「トーセンソレイユは当級BBBAA着。勝ち切れないが、いずれもレベルの高い牡馬相手でのもの。現級勝ちの実績があるうえ、決め手の生きる東京、更に牝馬限定戦。材料が揃った。本命に。緩流濃厚を考えると立ち回りのうまさでウインプリメーラが対抗まで浮上。単穴はシャトーブランシュ。東京マイルは前々走の3着があるのみだが、時計、決め手ともに優秀だった。レッドセシリアも牡馬と伍し健闘のクチ。牝馬戦で怖い一頭


短評は「惑星注意」



予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
サンマルホウセキ
シャトーブランシュ
コーディリア
チェリーヒロイン
グランデアモーレ
パシャドーラ
クラウンロゼ
アルマディヴァン △△
レッドセシリア △△ △△
ウインプリメーラ △△
トーセンソレイユ
ウエスタンメルシー
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
トーセンソレイユ 3.8
シャトーブランシュ 4.5
ウインプリメーラ 7.8
レッドセシリア 8.6
ウキヨノカゼ 10.4
パシャドーラ 10.8
チェリーヒロイン 12.9
アルマディヴァン 15.2
ウエスタンメルシー 15.4
グランデアモーレ 19.1
コーディリア 20.5
クラウンロゼ 22.4
サクラプレジール 29.0
以下30倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
グランデアモーレ 79 75 77 79
レッドセシリア 88 82 80 83
トーセンソレイユ 89 83 88 85
シャトーブランシュ 91 83 87 91
ウインプリメーラ 92 83 84 81
ウキヨノカゼ 89 89 80 74


デイリー馬三郎

本紙の見解

「◎シャトーブランシュはマイルでは忙しいだけに立ち回りが鍵だが、愛知杯でもいったんは先頭と見せ場をつくったように、限定戦では一枚上の力の持ち主。牡馬相手に接戦を繰り広げてきた○トーセンソレイユ。東京も合う。〈加藤〉」

◎ シャトーブランシュ
○ トーセンソレイユ
▲ レッドセシリア
× ウインプリメーラ
☆ チェリーヒロイン

以下省略

グランデアモーレは屈辱の無印(>_<)


グランデアモーレは全13記者中 ▲(3番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 1記者、無印 11記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

グランデアモーレ(1着)

 「道中はスムーズに運べました。直線はなかなか前が開かなくて待たされましたが、進路を確保してからはしっかりと脚を使ってくれましたね。いい内容で勝てました。」(川田将雅騎手・競馬ブック)

 「道中はスムーズにレースができました。直線では一旦前がカベになって追い出しを待たされましたが、進路ができてからはいい伸び脚でした。いい内容のレースだったと思います」(川田将雅騎手・ラジオNIKKEI)

「スムーズな競馬ができました。直線は前があかずに待たされましたが、進路ができてからはいい脚を使ってくれました。いい内容で勝てましたね」(川田将雅騎手・デイリー馬三郎)

 「返し馬ではちょっと頭を上げるようなところがありましたから、いいスタートでもスッとハミを抜いてゆったり走らせました。直線は前がなかなか開かず追い出しを待たされましたが、進路ができてからはとてもいい脚でした。レースでは乗ったことがなくて、もうちょっと行きたがるイメージだったのですが、想像以上にいい勝ち方をしてくれました。ありがとうございました」(川田将雅騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「札幌からの輸送で馬体は減っていましたが、前走がプラス体重でしたし、見た目にもそれほど細くはありませんでした。直線はちょっとヒヤヒヤしましたが、最後はいい脚でしたね。前走が消化不良だったので、ここで結果を出せて良かったです。ありがとうございました」(松田博資調教師・キャロットクラブ公式HP)
 「好スタート。道中は好位グループの少し後ろで折り合いをつけて、持ったままで4角を回ってくる。直線は残り1ハロンで進路が開くと手応え通りにスパッと伸びた。当日輸送、それに野芝の時計の速い決着と、札幌とは違った条件での好走。力をつけている。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

グランデアモーレ

 「時間をかけて乗り込んできたが、乗り難しい面がある。輸送がどう出るか。」(松田博資調教師・デイリー馬三郎)

 「限定戦のここ目標に乗り込んできた。調教では掛かっていくタイプ。使い込むより、休み明け緒戦の方がいい。力を出せれば。」(松田博資調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 シャトーブランシュ、トーセンソレイユ辺りが強いと思いますが、案外厄介そうな馬たちが非当選除外で消えてくれましたし、牡馬相手の定量戦で完勝だった前走内容からも牝馬限定のここは力上位だと思います。

 ただ、長期の休養明けに追い切りはテンに飛ばしすぎて終いで脚があがる評価の低い内容。松田博資先生の話ですと、どうも太目仕上がりのようで、1度使われて次のような雰囲気です。それでも恥ずかしい競馬はして欲しくないですねぇ。グランデアモーレは札幌2歳S GVの強いメンバーに入っても6着と好走した実績がありますし、ここをアッサリ突破しても何の不思議もないと思います。

 鞍上も言うことないですし、期待は勝ち負け、目標は掲示板ですね。

これ以降は2015年2月23日に作成(27日写真等追記)

●パドック

 当日は私は仕事ですし関東ですし現地に応援に行くことが出来ませんでしたが、この初音ステークスに出走する愛馬レッドセシリアの応援の為にルクソール様が現地入りされ、グランデアモーレの写真も”ついでに”撮ってきていただきましたので、ご厚意に感謝して掲載させていただきます。

 掲載は撮影された順番です。




私は結構自信があったのですが、グランデアモーレはこの時単勝11.5倍。最終的には12番人気まで下降してしまいます。しかし、そのファンの判断は正しかったようです(T_T)。



前走は牡馬との定量戦、しかも主場(阪神)の18頭立てを圧勝。昇級のここでも恥ずかしい競馬はしないだろうと思っていました。



ただ、追い切りではテンに速く、終いで脚が上がるという失態。松田博資流の真逆のダメな追い切りとなってしまいました。



グランデアモーレの馬体重は前走プラス18キロの468キロ。予め太目というのはわかっていましたが、お腹周りもたぷんたぷんしていてやはり太いですね。馬体も緩く、馬に活気がないように見えました。



パドック動画で見ても気迫を感じられない状態でした。



芦毛の馬は年齢と共に白くなっていく馬もいますが、グラアモちゃんはそうではないですね。



輸送と左回りがどうかというところでした。



そんなに筋肉質で強そうという馬体ではないんですよねぇ。



とまーれーのあと。戸崎圭太騎手登場。



昨年のMVJの戸崎圭太騎手だからこそ、期待も大きいんですよね。



やったー。この写真が欲しかったんだ!!



イケイケウチパクの横断幕と戸崎圭太騎手。



期待が大きかっただけに・・・。結局、彼ほどの騎手でも制御できなかったんですよね。

●本馬場入場


本馬場へ入るグランデアモーレ。



静止画像なのでどういう状況だったのかはよくわかりません。



写真を見ていると、なんだかやってくれそうな気がするんですけどねえ。

●レース 

 いつも重心の低い素晴らしい走法のグランデアモーレですが、スタートしていきなりアタマが高く、掛かり気味に2番手に。なんとか落ち着きますが、また掛かってしまい鞍上がブレーキをかける始末。さすがに昇級戦でこんなロスがあってはとても勝ち負けなんてありえません。このスタートして14秒で終わったと思いました。

 落ち着いたかと思ったら、その後また再びアタマを上げて終始まともに走らず。それでも残り200m手前まではなんとかある程度の位置で持たせます。そこからは著しい失速で最下位(>_<)。これは致し方ありません。戸崎圭太騎手は最後まで追ってくれました。有り難いことです。このことが次に繋がると思います。


グランデアモーレは4番手の位置。ポジションは最高なのですが、リズム良く走れていません。



3コーナー付近。5番手ですね。



直線に向いて脚が残っておらず失速するの図。



垂れて最下位へ。シチーの代替馬では未勝利戦で何度この光景を見たことか。しかし、今回は敗因は明らかだし、関西で巻き返しだ!!

●時計の評価

 今回のグランデアモーレの走破時計は1分35秒8良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で1分34秒0、勝ち馬の時計が1分34秒2でしたからほぼ平均的な準オープンクラスのレースだったと言えます。

 グランデアモーレはそこから1秒6離されていますが、道中のロスを考えると思ったよりも頑張っていると思います。これならまともに走れば準オープンでもそこそこの着には来てくれるのではないでしょうか。

●レース後の騎手・調教師のコメント

グランデアモーレ(15着)

 「申し訳ありません。厩舎から引っ掛かると聞いていたのですが、すごくいいスタートを切りました。普通ならそのまま行かせてもと思いましたけれど、そのような馬のことを考えて行かせることはしなかったんです。前に馬をおこうと思ったのですが、引いて少し寄られたときに頭をあげてしまいかかってしまいました。そこから終始リズムを崩してしまいました。上手に走らせることができれば違ったはずで、本当に申し訳ありません」(戸崎圭太騎手・キャロットクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 特別出走手当が418000円から1万円減額されて408000万円。1口で割りますと950円くらいになると思われます。

●今後の展望

 それにしても今までに見たこともないような掛かり様でした。これで一流ジョッキーは落馬負傷を怖がって乗ってくれないでしょうし困りました。走るのを止めちゃう症候群で500万クラスで長いこと足止めしていたマデイラをミルコ・デムーロ騎手やクリストフ・ルメール騎手が上手く走らせたように彼らは馬を操る素晴らしい技術をもっています。そういった騎手に乗って貰い矯正していくしかないのですが・・・。

●最後に

 私は前走内容から、追い切りの失敗と太目残りが心配なものの、それでも上位に来てくれると思っていたので、シンガリ負けという事実は大変ショックでした。この日はもう1頭の期待馬グリューヴァインも大敗でダブルショックでしばらく立ち直れそうにありませんでした。

 しかし、翌日愛馬フロアクラフトが1000万特別を勝ち上がり救われました。そのフロアクラフトとグランデアモーレは私がキャロットクラブで購入したたった2頭の2010年産愛馬です。この世代は補償廃止元年と言うことで出資を手控え、また厳選して馬を絞り込んだ年です。その購入2頭がどちらも4勝目を挙げてくれたということで大変満足しています。

 どちらもこれで準オープン。しかもどちらも勝ち上がりは芝1800mですが、今は芝の短距離路線を走っている馬です。そしてどちらも牝馬ですから、いずれこの両馬が激突することになるのでしょうね。是非そのレースを応援に行きたいですね。

 グランデアモーレは今回のレースぶり、そして調教もまともにできないというほど気性がきつくなって来ましたから、いつ”危険防止のため”ということで引退させられるかわかりません。もう少し落ち着いて欲しいですね。この気性が良い方にでると、強い競馬ができるのですが。

 そんなこんなで、結果よりもまずは無事にあと1年の引退期限まで走りきって欲しいですね。まだ11戦。はっきり言って少なすぎます。もっとグランデアモーレの走りが見たいじゃないですか。

 頑張れグランデアモーレ!!落ち着かないと1年早く繁殖入りさせられてしまうぞ。

最後までご愛読ありがとうございました

2014年9月25日立ち上げ 2015年1月30日、2月1日、4日、5日、7日、11日、14日、16日、19日、20日、23日、27日加筆
グランデアモーレの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2014年 9月20日 第10戦 瀬戸内海特別 1000万下 (1着/4番人気) ルクソール様撮影現地写真多数掲載

2014年 8月31日 第9戦 札幌スポニチ賞 1000万下 (6着/6番人気)

2014年 7月27日 第8戦 500万下 札幌芝1500m (1着/5番人気)

2014年 4月19日 第7戦 1000万下 阪神ダ1400m (14着/10番人気)

2013年12月21日 第6戦 1000万下 阪神ダ1400m (10着/10番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2013年11月30日 第5戦 500万下 中京ダ1400m (1着/4番人気)

2013年11月10日 第4戦 西郷特別 500万下 福島芝1800m (11着/7番人気)

2013年10月20日 第3戦 鳥屋野特別 500万下 新潟芝1600m (10着/7番人気)

2012年 9月 1日 第2戦 札幌2歳ステークス GV 札幌芝1800m (6着/10番人気)

2012年 7月29日 デビュー戦 2歳新馬 札幌芝1800m (1着/5番人気) 

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